記事をお読みいただきありがとうございます。ラクジョブはアニメゲームマンガ業界専門の求人広告としてこれまで数多くのクリエイターさん業界へ送り込んできました。しかし、採用ですので面接が過程に出てきます。そこから採用される人、されない人が分かれます。今回はその採用される人、されない人を分けている部分をテーマにお送りします。

これは、皆さんお一人お一人が、自分を売り込む営業マンとして考えてみてください。採用というのは、会社に入ってもらう人を選ぶ訳ですから、この人がいいという特徴を見せる必要があります。事前に履歴書を送り、それを元に面接が進んでいきます。その面接の際、聞かれます。その時、答えられますか、という話です。

企業側も真剣に取り組んでいるとはいえ、あなたの面接だけに時間を割いている訳ではありません。面接の際、パパッと答えられる必要があります。実はラクジョブを運営しているかたわら、ビ・ハイア株式会社では、営業代行のお仕事をしています。そうした事情があり、複数の営業の現場に関わってきましたが、仕事を決めていく会社は必ず特徴を伝えていたという傾向があります。

ちなみに、みなさん自身は営業マンという括りではないと思っているかもしれませんが、営業して受注もらう、応募して採用してもらう、このどちらも企業側にとっては同じです。相手にお金を払わせたいと思わせられるか、という点では全く一緒です。ですから、ハッキリとした特徴を売り込む必要があります。その際なぜ特徴をハッキリさせる必要があるのでしょうか。

ハッキリの反対はぼんやりになりますが、この2つを具体的（ハッキリ）と抽象的（ぼんやり）という言葉に置き換えると説明できると思います。具体的と抽象的という概念は相反するもので、具体性が上がるほど、抽象性は下がり、抽象性が上がるほど、具体性は上がっていきます。例えば、ゲーム開発という言葉は、抽象的ですが、プログラマー、へ言葉が変わると抽象性は下がり、具体性が上がってきます。もう少し行くと、C、C#、C+へ変わると、抽象性がさらに下がり、具体性がさらに上がります。数学的に書き換えると、（ゲーム開発（クライアントサイド（C、C#、C+）））こんな感じでしょうか。ゲーム開発という言葉には、クライアントサイド以外にもサーバーサイドなどの言葉を含みますが、クライアントサイドにはサーバーサイドはという言葉には含まれません。もっと細かくすると、サーバーサイドという言葉にC、C#、C+は含まれてきません。なんとなくですが、理解出来ましたか。つまり、ゲーム開発なら任せて下さい、が得意です、と伝えるのか、C言語のことなら任せて下さい、と伝えるのでは印象が変わります、という話しです。

ここで特徴の話に戻ります。「C言語のことなら」と、伝えた時の担当者さんの頭の中では「C言語」＝C＝この時代Cで書けるなんてゲームが好きなのかと、写ります。反対に、「ゲーム開発のことなら」と伝えた場合、「ゲーム開発」 ＝全般＝ゲーム開発の意味知っているのかな、となります。アニメゲーム漫画業界は物をたくさん作っていく業界ですので、実力が大事です。この二人の選考なら確実に「C言語得意」と伝えた方が残ります。

やる気だけでは印象に残らない

やる気、を見せるのは大事なことですが、担当者さんにとってはあなたにお願いしたくなる特徴が抽象ではあなたを選ぶ理由がありません、似たような人材はたくさんいます。そのためにも、日頃からあなたの特徴、と聞かれたら、最低限、具体的に言えるようにしておきましょう。また営業の例で申し訳ないですが、一緒に訪問した会社さんは特徴を用意出来ておらず、しどろもどろになってしまい、最終的にゲーム開発なら任せて下さい、と伝えお仕事を逃したケースがありました。

もし、目立つ特徴がない場合、今から作ってください。アニメゲーム漫画業界の会社さんで褒められた部分や、先生と周囲の評価が高かった部分などで構いません。

みなさんが現在、どういった方法で面接に挑まれているかはわかりませんが、たくさん出来ることはあります。今回紹介した方法はその一つです。さらに言いますと、アニメゲーム漫画業界は技術仕事ですので、何ができるかが物を言います。こう言った方法を用いながら、皆さんのスキル向上にも取り組んでください。

今回の記事や求職活動に関してご相談がありましたら下記へご連絡下さい。