2016.01.16
営業マンの私がテレビを捨ててから・・・営業成績はあがったか?
こんにちは、ラクジョブ新聞をご覧いただきありがとうございます。事務局の桜井が今回お送りします。
みなさんが仕事終えて自宅に帰宅した際「最初にやることはなんですか、なんとなくテレビの電源を入れていませんか」というのが、本日のテーマです。私達の無意識に存在するテレビについてお話ししていきます。
私自身、テレビを捨ててから2年ほど経ちます。テレビを捨てて起きたことは、色々ありますが、大きな出来事は、不必要な物を買わなくなった、時間に余裕が出来た、アニメや映画は欲しい時はBlu-rayで購入するようになった、自分を見つめる時間が増えた、などです。今は見ない生活を楽しんでいますし、見たいと思うことも特にありません。
偉そうに言いましたが、実は私、元々テレビっ子です。生まれてから2年前までテレビが無い生活は考えられませんでした。それこそ、帰宅したらテレビの電源を入れる、寝るギリギリまで見ていて寝落ちする、不必要な物を買う、アニメや映画は逃さず見る、読んでいて分かると思いますが、特に出発点はみなさんと変わりません。強いて言えば、多少本を読む習慣があったことくらいでしょう。そんな私がテレビを無くしても支障は全くありませんでした。ですので、みなさんも問題なく、出来ると思いますし、是非家にあるテレビは捨てて下さい。
ちなみに、キッカケは本でした。テレビの裏側にあるモノ、テレビの正体、関連の本を読む内に「よし、止めよう」という決意が湧いてきた感じです。先にも書きましたが、テレビを止めて心から良かったと、思っています。
テレビの内容は小学校高学年レベルです
読者の方は、放送法という法律に則り番組が作られているのは、ご存知だと思いますが、この中に明確に決められている事があります。それは、国民誰もが理解出来る様、このくらいの基準で放送をしていきましょう、という基準です。下記は放送法の目的という項目の一番最初の文です。
一 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること
(放送法より引用)
少し分かり難いですが、最大限に普及されて、という部分が基準を指しています。どういうことかというと、最大限に普及させる為には、国民全員が問題なく理解できるレベルで流布していく必要があります。
そうではない場合、最低限の普及になってしまいます、Aさんは理解出来るが、Bさんは理解出来ない事態が起きます。それは、放送法の目的から見てズレています。理解出来る、出来ないの差がバラつかない所はどこかなと、考えられたのが小学校高学年レベルです。日本で義務教育は中学3年まですが、そこまで高めてしまうと学力にバラツキがある為、平均を取って、小学校高学年くらいを基準としています。
見れば見るほど…
つまり、みなさんは小学校高学年を対象としている作品を見て、面白い、面白くない、と言っています。大人向けに作られているものでしたら問題ありませんが、子供向けに作られた作品を見て面白いと言っている姿は客観的に見たら滑稽です。バカになりたくなければ直ぐに止めて下さい。
バカな人間から生み出されるものを見てさらにバカになっていく悪循環の正体がテレビです。実際、番組制作者もこんなことを言っていました。番組は基本的には他の番組などを見てウケた番組を見て参考に作っています、つまり、元々の番組は小学校高学年向けに作られた物、それを参考にしているので、視聴者がバカになることは有っても、賢くなることはありません。そんな悪循環は止めましょう。
念願の時間が手に入ったあとは
テレビを止めたあとは、私もそうでしたが、ぽっかりと時間が空きます。あんなにも時間が無いと考えていたのが嘘の様にです。そこで、やって欲しいことは、読書です。テレビは流れている物を見るだけの受動的な行動でしたが、読書は自分の頭で考えながら読む必要があるので、能動的な行動です。とても頭を使います。
以前、営業マンは読書をしましょう、というテーマを書いた際、そんな時間は取れないと聞いた為、今回その時間を奪っているであろうテレビについてフォーカスしました。営業マンは目の前にいる相手に需要を生み出し、物を売る仕事です。流れ作業で出来ることではありません。テレビの代わりに読書、是非実行してみて下さい。
行動を変えようとする時のコツは、どうしても無意識の反発を喰らいますので、ちょっとずつではなく、アンテナを捨てるなど一気に行動に出ることがオススメです。