2016.01.12
アニメゲーム漫画業界のクリエイターを目指す方へ
こんにちは、ラクジョブ新聞をお読みいただきありがとうございます。アニメゲーム漫画業界に特化した求人広告を読まれているということは、アニメゲーム漫画業界に就職・転職をお考えになっていると思います。そこで今回は本気の活動をされている今だからこそ伝えたい、将来について、というテーマでお送りします。
とりあえず目の前の仕事が決まるまでの偽りの面接モードはミスマッチの元
今回、扱うのはラクジョブの会員さんやフリークリエイターさんとお話をして分かった事実についてです。それは、求職活動に対し、企業側ほど真剣に熱を挙げて取り組んでいないため、ミスマッチが起きているという事実です。企業側は採用した人間が会社の重役になる可能性も兼ねている為、慎重に一人ずつ選んでいます。それは、どの職種という限定的なことではなく、イラストレーター、プログラマー、プランナー、編集者、アニメーター、など全ての職種で言えることです。今の段階では、現場スタッフに近いポジションですが、いずれはディレクター、アートディレクター、プロデューサー、取締役を任される可能性があります。実際ラクジョブから入社が決まり上のポジションを任されるまで成長した方、叩き上げの様な形で下から這い上がり取締役を任されている方など普通にいます。そういうことがざらにある業界ですから、企業側は自社を率いてくれるような人材かどうかを重要視し、今という時間を越えた、数年後を見ています。逆にクリエイターさん、転職者さん側はというと、そこまでの想定はしていません。今という時間がどうにかなれば良い、仕事に取り敢えず付けたら良いという方がほとんどです。この温度感が埋まらない限りはミスマッチが続くと考えています。皆さんはどうでしょうか。
先に行きたい先を決める
皆さんがどこか遊びに行く時、最初に決めるのは行きたい先ですよね。先述の様に企業側は行きたい先を決め、クリエイター側は決めていません。行きたい先が不明であれば、企業側のベルトコンベヤーにクリエイター側は乗るしかありませんから、働いていても楽しさを感じられません。向かう先が決まっている場合、その企業で学ぶことが全て良い経験だと感じられますが、何も無ければ現在の感情だけで、目の前のことを判断するようになります。そして、起きるのがミスマッチという事態です。この事態は、アニメゲーム漫画業界の発展を願う私たちの本望ではありません。クリエイター側は採用活動を再び行う必要がありますし、企業側は一人を雇うのに掛けた金額をまた私達の様なメディアの力を借りて採用活動をします。どちらも物作りに集中出来る環境からは遠ざかってしまいます。もし、行きたい先が明確になっていたらどうでしょうか、企業側のベルトコンベヤーにただ乗る訳ではなく、自分の行きたい先の為に今この会社で学んでいる、という意識に変わると思います。そうすることでネガティブな事態が発生しても、少し幅をもたせた考えが出来るのではないでしょうか。
行き先が決まったら・・・人生という冒険に出発しよう!
人生の行き先が決まれば自然と熱も生まれ、その熱はあなたを本気にさせるエネルギーとなります。企業側とクリエイター側双方の熱がマッチすることで、自然とミスマッチは減っていくと考え今回の記事を作成しました。今回の記事をみなさんの就職や転職の参考にしてみて下さい。