2016.03.17
終身雇用 転職 アニメ ゲーム 漫画業界での働き方 転職回数が多いほど賃金は〇がる
はじめに
記事をお読みいただきありがとうございます。以前、別の記事で転職した分だけどんどん年収が下がっていくという記事を書かせて頂きました。(下記参照)このことはデータ上はもっともな話ではありますが、現代のビジネス環境を考えるとこのデータがそのまま使えるかというと厳しい時代に入ってきていると感じます。年金や老後にしても、10年後、1年後、半年後、明日明後日は今まででしたら何も問題なく企業のエスカレーターに乗ってしまえば何とかなってきましたが、現代はそうではありません。30年続いた会社でさえ普通に潰れ、若い会社でも普通に潰れてしまう時代です。
正解にはどこにもありませんが、自分たちで模索していかなくては本当に明日死んでしまうかも知れない、そんな危機感をい持って今回、転職と終身雇用の関係性について書きました。転職や就職しようとしている人はこうした考えを元にご自身の軌跡を作っていって頂ければ嬉しいです。
こちらは年収ラボさんが発表している平均生涯賃金一覧です。男女比それぞれ見て頂くと、転職経験がある方が賃金は低く、ない方が高くなっています。カッコ内が転職経験なしの方です。こちらは男女限らずどちらにも共通することです。さらに、学歴が高い方が賃金は高くなり、学歴が低い方が賃金は安くなります。世間では平等な社会と言われていますが、数字にすると明らかに大きな差が出ています。
何故ここまで転職経験がある、なしで変わるのかといえば企業のエスカレーターに乗れるかどうかの差です。転職経験がないということは、単純に考えて大卒から就職した場合の定年を60歳とすると22歳から60歳までずっと勤め上げたことになります。計38年間です。
計38年間続く会社を現代で見渡して欲しいのですが、30年間勤め上げられるクラスの大きい会社は千に一社あれば良い方ではないでしょうか。さらに、日本人が働く環境という意味では不況に次ぎシャープや東芝が外資に買われたり、1部上場企業なども外資にサポートして貰い何とかさせている時代です。どこに入ったから定年まで安心という会社は現実は皆無です。
実際に中小企業白書2011「経済成長を実現する中小企業」という資料の中で、画像の様なデータが出ております。10年後には3割、20年後には5割の会社が撤退というデータです。大企業と言われる会社ですら倒産、大企業が生きていけない世界で30年後も続く会社を見付けるのは神様くらいでしょう。
データでは見えなかった部分が露わに
確かに転職が多いほど年収が下がるというデータを提示しましたし世間でもよく言われています。ですが、20年後続いている会社は5割です。その様な理由により一生涯に渡って働く会社が皆無となっていると見た方が良いのではないでしょうか。10年、20年、30年単位で見た時に続いている会社に入れればラッキーですが、もし倒産した場合生涯賃金は下がる可能性は高まります。
そのラッキーさを狙って入ったとしても5割は消滅します。どうしても絶対に大丈夫とは言えない時代へ入っています。求人広告を運営している会社が言うのはおかしな話ですが、ここなら絶対大丈夫とは言えない以上、やるべきことは一つだと思います。
自分が心から良いと思う選択肢を
私含めて小さい頃から大企業に入って会社へ勤め上げて、定年は年金で暮らして、家族を設けて、家を購入してという時代は着々と終わりの鐘が鳴り始めています。あとは、そこに気付きいち早く行動出来るかだと思います。
その際にベストを選ぶ方法は自分がこれだと思えるかどうか、です。心から選択したいと思える物を選んだ方がよほど人生を楽しめると思います。アニメゲーム漫画の世界は命は無限に続き戦後間もなく生まれた「鉄腕アトム」は未だに年を喰わず画面の中で生き続けています。この先もずっとです。しかし、私たちの命は有限です。今は見えにくいだけで、私たちは今この瞬間も時間を重ね老いを重ねています。死に向かっています。このことを踏まえるとしっかりと自分が良いと心から選択出来る仕事を選ん方が良いと思い記事を書きました。自分がやりたいと思う選択をする、これをやりたいんだ!と心から思える選択が出来、アニメゲーム漫画業界のクリエイターさんたちが幸せになって欲しいと思います。
今日もラクジョブはクリエイターさん達をサポートしていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
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