2016.05.10

アニメゲーム漫画業界のクリエイターさん向け 悩みは持つだけ無駄 その意味とは

転職できるタイミングはいつまでもあるわけではない


悩みは尽きない

人間にとって悩みというのは歴史が進んでも常に付きまとってきた問題でした。例えば有名な言葉が「人間は考える葦である」や近代においてもオーギュスト・ロダン作「考える人」の像などは世界的に有名。現代では像や言葉というよりは、消費活動の一貫として自己啓発本などがもてはやされております。常に私たちと悩むは密接に関わってきました。私自身は悩みとは無縁でどちらかというと行動を先にしている性でしたのでこのカラクリが理解出来ていませんでしたが、読書をしていてこのカラクリに気付けたのでアンサーを文字を使ってお伝え出来ればと思います。

文化的な作品や思想が相まって見え隠れするのは人間は悩む動物ということです。ですから、悩みを何とかしたいという思いを持って文章を読むのも当然だと思いますし、常に何かのモヤモヤを抱えながら生きているのも当然だと思います。

03b日本国内の自殺者もうつ病が原因は多数

こちらの画像は日本国内の自殺者の原因について数値化した警察庁「自殺の概要」からお借りしました。平均して3万人という数値に変化はありませんが、原因はおよそ7割の人たちはハッキリしています。こちら私事ですが近い方で会社を経営していて大きな事業をやられていた方が理由も分からず自殺してしまったことを経験したことがあります。何度かお会いし凄く優しい方でなぜあの人が?を正に経験したケースでした。余談はさておき。

原因がハッキリしている方を見てみますと健康(うつ、統合失調症、アルコール依存症、薬物乱用)、経済問題、家庭問題、勤務先、男女関係、学校生活、その他となっております。こちらを見てみると1位経済、2位うつ病、3位家族ぐるみです。人間の悩みは4つに分類出来るとされていますが、正にお金、健康、人間関係が上位にランクインしています。政府が全力を挙げて国内から悩みを消し去ろうと対策を立て各市町村に呼び掛け協力を仰いでいるのもこれだけの数を見て頂くと理解できると思います。

watchingthunder-290x300悩みは出てくるモノです

こちらの統計を見て理解頂いた様に悩みというのは解決しても、しても、しても出てくるモノです。治療には薬を処方してその場を何とかしようとする対症療法と、二度と発症しない様に根源的な部分へ働き掛ける原因療法がありますが、原因療法が悩みの問題に対しては必要です。数値を見てもらい現況を理解してもらった所で本題に入りましょう。どうしたら原因を取り除けるのか。ある本の一節では「悩むのをやめたらいい」と書いてありましたが、そうは言っても難しいと思います。それが出来ないから悩み続けている訳ですから方向性を変えて身体のメカニズム的な事を通じて理解して貰えればと思います。

私たちというのはこの世に生を受けてからある一つのプログラムからは永遠に逃れられない様に出来ています。それは「種の保存」です。食べるのも、寝るのも、セックスする欲もその全てから来ています。そして、私たちを苦しめている正体はここにあるとも思っています。どんなことをしても意図的に線路に飛び込んだり、紐で首を締めない限りは、家を失くしても、怪我をしても生きられます。つまり、種の保存という本能に向かって自動的に進ん行きます。ですから、この抗えないプログラムと私たちのより良い関係を築かない限りは逃げられません。それは医療的に言えば対症療法などで薬を処方してもらった所で何も解決しないのと一緒です。少しイメージしてみて欲しいのですが、自動操縦の船に乗っているがあなた自身です。その船には既に目的地は設定されております。その時に設定してある目的地は種の保存です。船は人それぞれ違う場所におり現在地は違う所にいますので必ずしも同じ所にいる訳ではありませんが、船に乗っているのは変わらない筈です。

Bad girl arguing with her couple breakup concept解決方法

ここから解決方法に一気に近づくのですが、船は揺らしても、オールを落としても、エンジンが故障しても前へ進み続けます。だからこそ、その時にやるべきことは目的地のリプログムです。言葉を換えれば「目標」の再設定でしょう。実はここを多くの人が見落としています。現時点で起きていることというのは目標から見て必要だからこそ私たち自身が自分でその障害、壁を引き起こしています。何せ生きるという本能に従うだけでしたら障害が起きても時間を経て解決したらその時点で本能は満足します。この時逆に目的地を設定しなおしたらどうなるでしょう。生存本能よりももっと崇高な例えば世界平和とか、現時点での壁を目の前にしている場合でなど無くなる筈です。

何せ世界平和を実現しようとしたら70億人とコンタクト取る必要があり、目の前の問題など本当に取るに足らない問題に過ぎない問題です。私自身の経験で言えば問題にも及びませんでした。人間というのは賢いなと凄く感じましたが、これは誰にでも持っている人類本来の潜在的なパワーです。その様にリプログムされた目標へ向かう行動をこれだ!と取ります。こうして見て頂くと人間というのは悩むことを自分で引き起こしており、全て悩みは自分で解決出来るというのも納得頂けたのではないでしょうか。

合わせて一瞬で問題を解決する方法という記事もあるのでご参考にしてみてください。


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PROFILE

桜井 悠太

桜井悠太

アニメゲーム漫画業界発展 桜井悠太 岐阜県出身。町田市育ち。2014年からビ・ハイア株式会社に所属。アニメゲーム漫画業界の企業様同士をビ・ハイアが10年間に渡り培ってきた4000社のネットワークを活かしマッチング、相談・営業コンサル、アニメゲーム漫画業界の求人専門サイト「ラクジョブ」の運営と各社様の求人のお手伝い。クライアント企業は年商約200億円以上の大企業から数億円の中小企業まで幅広く。趣味は、アニソンとクラシックがメインの音楽鑑賞、1ヶ月100冊ほどの読書。今日も業界発展。